いまや『豊寿苑夏祭り』の名物演し物である見世物小屋。子どもの頃、縁日で見たヘビ女のいかがわしさが忘れられなくて、私が半分冗談で始めた企画です。
1回めは「人魚姫」でしたが、子どもたちに大受けしたため、期待の答えねばと年々スケールアップしてゆき、はや20数回めを迎えました。
去年からタヒチアン・ダンスのテ・ナティ・ヘレの丹羽ご夫妻に出演をお願いして「野生児ジョー」シリーズを始めました。
企画、脚本、監督、音楽、音響、美術、口上はすべて私です。モンスターの造作は毎回ドライバーの安形さんにお願いしています。
去年ジョーはイースター島で巨大モアイと戦いましたが、今年はインドで猛毒インドコブラと戦います。
そして、今回はボリウッド・ダンスをどうしても入れたかったので、デイケア・ダンス・リハビリに来ていただいている榎本先生に振り付けていただきました。
残念ながら、本番中は見世物小屋にかかりっきりになるため、カメラ撮影できず見世物小屋の写真をあまり持っていません。
そこで昼間の準備中のショットを公開します。タージ・マハル廟の背景画は畳5畳分になり、盆休み中の3日間で私一人で描き上げました。コブラは安形さんの造作です。
ついでに、去年、安形さんが作ってくれた力作巨大モアイ像(高さ2メートル30で目が赤く光る!)も公開します。
2018.10.24 | 歳時記
7月18日。私の大学の大先輩でもある長澤剛重さん率いる帆巻(ほまき)ウクレレクラブのみなさんに今年も来ていただきました。
今回は、女性8人、男性6人、計14人編成。
灰田勝彦のファンだという長澤先輩はハワイアン音楽の要であるペダル・スティール・ギターを担当。その他、エレキ・ベース以外は、ウクレレを手に歌をうたいます。歌に合わせて女性陣を中心に踊りも披露されました。
この日は、「アロハ・オエ」のようなハワイアン・スタンダードから、「琵琶湖周航の歌」のような叙情歌まで、心地よく優雅で懐かしい気持ちになれました。
2018.10.24 | 歳時記
6月27日(水)、豊寿苑龍神祭。
小牧神明社の神主さんにお越しいただき祝詞(のりと)を唱えていただきました。
豊寿苑の庭の水辺に建つ祠、正式には外宮(そとみや)を24年ぶりに新しくしました。
2018.10.24 | 歳時記
いよいよ秋も深まってまいりました。
今年の夏は落雷やら台風やらに見舞われたこともあり、多忙をきわめました。
ここに来てようやく落ち着いてきたので、初夏から初秋にかけておこなったイベントなどを順次アップしていきます。
BABY IN JUNGLE − 夏の風景
豊寿苑の正面玄関隣にある事務所の窓は、夏になると西日がきびしいことから、ここ4〜5年、ゴーヤで緑のカーテンを作っています。
今年はゴーヤ・ネットに “GREEN BABY” を設置。ゴーヤの成長と共に母なる緑におおわれていくプロセスを楽しむことにしました。
ちなみに向かいの道は小牧駅から近所の幼稚園までの通園路になっています。
2018.10.24 | 歳時記
梅雨に入った6月10日。
豊寿苑庭園の松の樹下にある小さな祠の前で、毎年恒例の竜神祭をとりおこないました。
毎年、雨を心配してテントを張るのですが、この日はめずらしく晴天に恵まれて、午前中にもかかわらず暑いぐらいでした。
いつものように小牧神明社の宮司さんにお越しいただき祝詞を上げていただきました。
そのあと、お一人お一人、祠の前で榊(さかき)をお供えをしてお詣(まい)りしました。
ご神体は八大竜王(はちだいりゅうおう)といいます。
雨乞いの神様として知られ、古くからある蛇の民俗信仰に密教的な信仰が混じり込んだ典型的な神仏習合です。
この竜神さんといい、先日、ご紹介した豊川稲荷さんといい、豊寿苑の庭に立つ六地蔵さんといい、格は高くありませんが、人びとの生活の身近なところにいる神様や仏様です。
運命は自分で切り開くものですが、それでも老いや死は避けられないのだから、あとは祈るしかない気がします。
祈ることで、生きることのつらさや苦しさが少しでも和らぐならば、と思って施設の各所に小さな神サマや仏サマをお祀りしています。
私も、むかしは形式的に柏手を打ったり手を合わせたりしていたのですが、いまは心を込めて、というより、できるだけ心を空っぽにして神サマや仏サマと対しています。
2015.06.29 | 歳時記