老人保健施設 豊寿苑

本日の「夏祭り」は予定通りおこないます

昼からの雨も上がって夏祭りの準備を進めるスタッフたち

昼からの雨も上がって夏祭りの準備を進めるスタッフたち

昼からの雨も上がって、午後2時過ぎには晴れ間も出てきました。

本日(8月22日)の『豊寿苑夏祭り』は、予定通り開催します。

櫓の紅白飾り付けをしていた午前中は曇り空でした

櫓の紅白飾り付けをしていた午前中は曇り空でした

みなさま、お誘い合わせの上、遊びにお越しください。

豊寿苑の正面玄関前はゴーヤの緑におおわれています

豊寿苑の正面玄関前はゴーヤの緑におおわれています

 

 

 

2015.08.22 | 地域交流

8/22『豊寿苑夏祭り2015』開催!

2015A4

豊寿苑夏祭り2015

日程    平成27年8月22日(土)
※雨天時23日(日)順延
時間    午後6時〜9時
場所    豊寿苑一般駐車場内

タイム・スケジュール
午後6時     オープニング〜スタッフとハレルヤ・プロジェクトのよさこいソーラン
6時5分     米野太鼓曲打ち
6時20分    盆踊り開始
7時55分    見世物小屋『座敷童(ざしきわらし)』
8時15分    米野太鼓 よさこいソーラン
8時20分    盆踊り再開
午後9時     夏祭り終了
※上記は予定です。都合により変更する場合があります。

夜店
射的 ルーレット輪投げ 魚釣り くじ引き なぞ解きゲーム 聖徳太子占い
焼きとうもろこし みたらし かき氷 焼きそば から揚げ
フランクフルト フライドポテト ビール ソフトドリンク ほか

当日は施設の駐車場に駐車できません。公共交通機関、または市営駐車場をご利用ください。
雨天順延の際は下記HPでお知らせします。23日(日)も雨天の時は屋内で行います。


主催 医療法人双寿会 老人保健施設豊寿苑 塚原外科・内科 ケアサポート双寿会
小牧市中央2-185(小牧駅東口南へ歩1分) TEL.0568-71-8281 www.soujukai.or.jp

2015.08.07 | 地域交流

《告知》おすもうさんがやって来る!

クリックで拡大

クリックで拡大   designed by T. Tsukahara

大ニュース!

名古屋場所開催中ですが、朝日新聞厚生文化事業団「ゆうゆうビジット」として、千秋楽の翌日、高砂部屋から二人の力士に来苑してもらえることになりました。

当日は、会場に畳を敷いて本物のワザを披露するとともに、お年寄りや地域の子どもたちとのふれあい、また、高砂部屋のちゃんこなべの無料試食会もおこないます。

本物のおすもうさんとふれあえる、またとない機会です。
ご家族の方も、地域のみなさまも、ぜひ遊びに来てください。

なお、ちゃんこなべは100食分、先着順になりますのでご了承ください。

2015.07.16 | 地域交流

小牧幼稚園「花の日」に園児たちが来苑


年の差80歳以上!の対面

年の差80歳以上!の対面

小牧幼稚園は、道路をはさんだ向かいにあるキリスト教系の幼稚園です。

平成7年の豊寿苑開設以来、毎年6月の『花の日』11月の『収穫祭』に園児たちが施設にやって来てくれます。じつは今年、二十歳になった私の娘も、中学校に入学した息子も、小牧幼稚園の時、来ています。

小牧幼稚園年長さんとママさんコーラス「つくしんぼうマミー」のみなさん

小牧幼稚園年長さんとママさんコーラス「つくしんぼマミー」のみなさん

6月23日、今年も年長組の元気な子どもたち40数人、それに在園児と卒園児のお母さんたちの合唱サークル「つくしんぼマミー」のみなさんが、花束を持って来苑してくださいました。

まず、園児たちが元気に歌を披露して、花束をお年寄りの代表に渡してくれます。

子どもたちからお年寄りへ花束のプレゼント

子どもたちからお年寄りへ花束のプレゼント

そのあと、園児たちが分かれてお年寄り一人ひとりのもとに行き、手作りの折紙のメダルを首に掛けてくれます。

そして、その場でお年寄りと対面で、「しあわせなら手をたたこう」の歌に乗せて、スキンシップを楽しみます。いつもしかめっ面のおじいちゃんも、表情の乏しいおばあちゃんも、このときばかりは頬がゆるみっぱなしでした。

照れくさそうにおじいちゃんと握手。おじいちゃん大感激。

照れくさそうにおじいちゃんと握手。おじいちゃん大感激。

このあと、つくしんぼマミーが歌を披露。ラストは、園児たちが舞台正面に戻って可愛らしい身ぶりで「ミックスジュース」を合唱しておしまい。あっという間の30分でした。

ホッペタタッチしてもらってデレデレ

ホッペタタッチしてもらってデレデレ

20年来、流れはほとんど変わっていませんが、お年寄りのみなさんはいつも大感激です。まったく、子どもたちの癒やしのパワーには敬服するほかありません。

2015.07.16 | 地域交流

ハワイ音楽は戦後日本人の憧れ〜帆巻ウクレレクラブ来苑


帆巻ウクレレクラブのみなさんとスタッフたち

帆巻ウクレレクラブのみなさんとスタッフたち

6月17日、梅雨の季節の暑い盛り、豊寿苑で「帆巻ウクレレクラブ」のみなさんによるコンサートがありました。

帆巻ウクレレクラブは、ペダル・スティール・ギターの長澤剛重さんをバンド・リーダーに地元で活動するハワイアン・バンドです。

バンド名の「帆巻(ほまき)」とは、尾張平野の内陸部にある小牧が、大昔、海に面していて、小牧山を目印に船の帆を巻いたことから「ほまき」、これが訛って「こまき」になったとの説にちなんだものだそうです。

たしかに、海洋性のハワイ音楽には、「小牧」よりも「帆巻」の方が似合っていますね。

ステージ中央でスティール・ギターを操る長澤さん

ステージ中央奥で座りながらスティール・ギターを操る長澤さん

じつはリーダーの長澤さん。小牧市在住の早稲田大学卒業生の集まりである「小牧稲門会」で私の大先輩であります。大柄で、背筋がピンと伸びていて、かくしゃくとされているのでとてもそうは見えないのですが、昭和31年ご卒業ですから80代になられているのではないでしょうか?

稲門会の懇親会の折、自己紹介で、学生時代から勉強はほどほどにハワイ音楽に没頭していたとのお話を聞いて、「この不良ぶりがいかにもワセダ!」と感心して、今回、ご出演をお願いした次第です。

長澤さんが大学生だった昭和30年前後は、灰田晴彦(有紀彦)とニュー・モアナバッキー白片(しらかた)とアロハ・ハワイアンズ大橋節夫とハニー・アイランダーズ和田弘とマヒナスターズなど、ハワイアン・バンドが次々と結成されてハワイアンが大ブームでした。

ギターのネックの部分を水平の台に乗せ、スライド奏法で琴のように「ピョワ〜ン」と弾くペダル・スティール・ギターはハワイアンの花形楽器。だから、日本のハワイアンをリードしてきたバンド・リーダーたちは、たいがいスティール・ギター奏者でした。ロック少年がエレキ・ギターにあこがれるように、長澤さんはスがティール・ギターを弾きたかった気持ちがとてもわかります。

コンサートは「アロハッ」でスタート

コンサートは「アロハッ」のポーズでスタート

前置きが長くなりました。

当日のメンバーは12人。ステージ後方には、長澤さんのスティール・ギターを中心に、左右をアクースティック・ギター1、エレキ・ベース1、ウクレレ4の男性陣。ステージ正面はヴォーカル、ダンス、ウクレレ演奏を兼ねる女性陣。

総勢12人からなる帆巻ウクレレ・クラブのみなさん

総勢12人からなる帆巻ウクレレ・クラブのみなさん

開演前に長澤さんからお示しいただいた演奏曲は、アンコール予定曲を含むと、「な、なんと!」全13曲。歌と演奏だけでなく、フラ・ダンスあり、健康体操タイムありと、盛りだくさんのメニューだったので、60分はかかるとみて、前倒しでスタートしました。

ステージは、スティール・ギターとウクレレでエキゾチックに生まれ変わった「四季の歌」で幕を開け、続くフラのスタンダード「レイ・ナニ」では、たゆたうような音楽にのせてご婦人二人がフラ・ダンスを披露。会場は、一気に南国ムードに彩られました。そのあと「われは湖の子(うみのこ)さすらいの」の歌い出しで知られる「琵琶湖周航の歌」、ワイキキの有名なダイアモンド・ヘッドを歌った、エセル中田でヒットした「カイマナ・ヒラ」というように、日本の歌とハワイアンとがほぼ交互に演じられました。

フラ・ダンスのワン・ポイント・レッスンの模様

フラ・ダンスのワン・ポイント・レッスンの模様

豊寿苑のご利用者の多くは、演歌、民謡、童謡といった土臭く田舎っぽい音楽を好まれるのですが、今回の選曲は、アメリカナイズされ商業化されたハワイ音楽はいうに及ばず、日本の歌でも「知床旅情」「上を向いて歩こう」といった、どちらかというと洒脱で都会的な音楽だったのですが、驚いたことに、みなさん結構ノッていました。

フラは優雅なばかりではない、雄々しいダンスも披露。

フラは優雅なばかりではない、雄々しいダンスも披露。

帆巻の演じるハワイ音楽は、ワールド・ミュージックのライターである私にとっては、なじみ深いソル・ホオピイレナ・マシャードギャビー・パヒヌイソニー・チリングワースといったディープでコアな音楽ではなく、敗戦後、豊かなアメリカ文化への日本人のあこがれを反映した楽園音楽のように思えました。

そう、自分が若かった頃を思い出させるノスタルジーそのものなんです。

後半はスタッフも混じって大フラ大会で大いに盛り上がり!(”大”三つ)。

リハビリとしてのフラの可能性を垣間見せられました。

ご利用者もいっしょにフラを踊りました。

ご利用者もいっしょにフラを踊りました。

この日、個人的にいちばんうれしかったのは「南国の夜」でした。

この曲はバッキー白片とアロハ・ハワイアンズ和田弘とマヒナスターズなど、ほとんどのハワイアン・バンドがレパートリーにしている有名曲ですが、じつはハワイ音楽ではなく、原曲はメキシコの作曲家アグスティン・ララ「ベラクルスの夜」 Noche De Veracruz です。

ハワイ音楽の優雅さと、ラテン音楽の哀感が融合して、これを歌謡曲に仕立てたのがムード歌謡でした。ご承知のように、ハワイアンからスタートした和田弘とマヒナスターズはその第一人者になりました。

こちらはおなじみの優雅なフラ・ダンス

こちらはおなじみの優雅なフラ・ダンス

今回、帆巻ウクレレクラブのみなさんにお越しいただいて、ハワイアンがご利用者にとっても、若いスタッフたちにとっても、こんなに楽しんでもらえる音楽だったとはちょっとした発見でした。

帆巻ウクレレクラブのみなさんには、次回も是非ご出演をお願いしたいと思っています。

6月17日、梅雨の季節の暑い盛り、豊寿苑で「帆巻ウクレレクラブ」のみなさんによるコンサートがありました。
帆巻ウクレレクラブは、ペダル・スティール・ギターの長澤剛重さんをバンド・リーダーに地元で活動するハワイアン・バンドです。
バンド名の「帆巻(ほまき)」とは、尾張平野の内陸部にある小牧が、大昔、海に面していて、小牧山を目印に船の帆を巻いたことから「ほまき」、これが訛って「こまき」になったとの説にちなんだものだそうです。
たしかに、海洋性のハワイ音楽には、「小牧」よりも「帆巻」の方が似合っていますね。
じつはリーダーの長澤さん。小牧市在住の早稲田大学卒業生の集まりである「小牧稲門会」で私の大先輩であります。大柄で、背筋がピンと伸びていて、かくしゃくとされているのでとてもそうは見えないのですが、昭和31年ご卒業ですから80代になられているのではないでしょうか?
稲門会の懇親会の折、自己紹介で、学生時代から勉強はほどほどにハワイ音楽に没頭していたとのお話を聞いて、「この不良ぶりがいかにもワセダ!」と感心して、今回、ご出演をお願いした次第です。
長澤さんが大学生だった昭和30年前後は、灰田晴彦(有紀彦)とニュー・モアナ、バッキー白片(しらかた)とアロハ・ハワイアンズ、大橋節夫とハニー・アイランダーズ、和田弘とマヒナスターズなど、ハワイアン・バンドが次々と結成されてハワイアンが大ブームでした。
ギターのネックの部分を水平の台に乗せ、スライド奏法で琴のように「ピョワ〜ン」と弾くペダル・スティール・ギターはハワイアンの花形楽器。だから、日本のハワイアンをリードしてきたバンド・リーダーたちは、たいがいスティール・ギター奏者でした。ロック少年がエレキ・ギターにあこがれるように、長澤さんはスがティール・ギターを弾きたかった気持ちがとてもわかります。
前置きが長くなりました。
当日のメンバーは12人。ステージ後方には、長澤さんのスティール・ギターを中心に、左右をアクースティック・ギター1、エレキ・ベース1、ウクレレ4の男性陣。ステージ正面はヴォーカル、ダンス、ウクレレ演奏を兼ねる女性陣。
開演前に長澤さんからお示しいただいた演奏曲は、アンコール予定曲を含むと、「な、なんと!」全13曲。歌と演奏だけでなく、フラ・ダンスあり、健康体操タイムありと、盛りだくさんのメニューだったので、60分はかかるとみて、前倒しでスタートしました。
ステージは、スティール・ギターとウクレレでエキゾチックに生まれ変わった「四季の歌」で幕を開け、続くフラのスタンダード「レイ・ナニ」では、たゆたうような音楽にのせてご婦人二人がフラ・ダンスを披露。会場は、一気に南国ムードに彩られました。そのあと「われは湖の子(うみのこ)さすらいの」の歌い出しで知られる「琵琶湖周航の歌」、ワイキキの有名なダイアモンド・ヘッドを歌った、エセル中田でヒットした「カイマナ・ヒラ」というように、日本の歌とハワイアンとがほぼ交互に演じられました。
豊寿苑のご利用者の多くは、演歌、民謡、童謡といった土臭く田舎っぽい音楽を好まれるのですが、今回の選曲は、アメリカナイズされ商業化されたハワイ音楽はいうに及ばず、日本の歌でも「知床旅情」や「上を向いて歩こう」といった、どちらかというと洒脱で都会的な音楽だったのですが、驚いたことに、みなさん結構ノッていました。
帆巻の演じるハワイ音楽は、ワールド・ミュージックのライターである私にとっては、なじみ深いソル・ホオピイ、レナ・マシャード、ガビー・パヒヌイ、ソニー・チリングワースといったディープでコアな音楽ではなく、敗戦後、豊かなアメリカ文化への日本人のあこがれを反映した楽園音楽のように思えました。
そう、自分が若かった頃を思い出させるノスタルジーそのものなんです。
後半はスタッフも混じって大フラ大会で大いに盛り上がり!(”大”三つ)。
リハビリとしてのフラの可能性を垣間見せられました。
この日、個人的にいちばんうれしかったのは「南国の夜」でした。
この曲はバッキー白片とアロハ・ハワイアンズ、和田弘とマヒナスターズなど、ほとんどのハワイアン・バンドがレパートリーにしている有名曲ですが、じつはハワイ音楽ではなく、原曲はメキシコの作曲家アグスティン・ララの「ベラクルスの夜」です。
ハワイ音楽の優雅さと、ラテン音楽の哀感が融合して、これを歌謡曲に仕立てたのがムード歌謡でした。ご承知のように、ハワイアンからスタートした和田弘とマヒナスターズはその第一人者になりました。
今回、帆巻ウクレレクラブのみなさんにお越しいただいて、ハワイアンがご利用者にとっても、若いスタッフたちにとっても、こんなに楽しんでもらえる音楽だったとはちょっとした発見でした。
帆巻ウクレレクラブのみなさんには、次回も是非ご出演をお願いしたいと思っています。

2015.07.02 | 地域交流音楽とアート

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