小牧幼稚園は、道路をはさんだ向かいにあるキリスト教系の幼稚園です。
平成7年の豊寿苑開設以来、毎年6月の『花の日』と11月の『収穫祭』に園児たちが施設にやって来てくれます。じつは今年、二十歳になった私の娘も、中学校に入学した息子も、小牧幼稚園の時、来ています。
6月23日、今年も年長組の元気な子どもたち40数人、それに在園児と卒園児のお母さんたちの合唱サークル「つくしんぼマミー」のみなさんが、花束を持って来苑してくださいました。
まず、園児たちが元気に歌を披露して、花束をお年寄りの代表に渡してくれます。
そのあと、園児たちが分かれてお年寄り一人ひとりのもとに行き、手作りの折紙のメダルを首に掛けてくれます。
そして、その場でお年寄りと対面で、「しあわせなら手をたたこう」の歌に乗せて、スキンシップを楽しみます。いつもしかめっ面のおじいちゃんも、表情の乏しいおばあちゃんも、このときばかりは頬がゆるみっぱなしでした。
このあと、つくしんぼマミーが歌を披露。ラストは、園児たちが舞台正面に戻って可愛らしい身ぶりで「ミックスジュース」を合唱しておしまい。あっという間の30分でした。
20年来、流れはほとんど変わっていませんが、お年寄りのみなさんはいつも大感激です。まったく、子どもたちの癒やしのパワーには敬服するほかありません。
2015.07.16 | 地域交流