平成26年6月24日火曜日午前。梅雨にもかかわらず快晴。
職員駐車場のわきに今年作った花壇のヒマワリが、夏の日射しを浴びて、毎日10㎝ぐらい、グングン伸びていまにも私の背丈に追いつきそう。
今日は、6月恒例の行事「竜神祭」。
苑の庭園の池のすぐ近くに松の木があって、その木陰に小さな祠(ほこら)が建っています。これが「竜神様」。祭神は八大竜王。仏法を守護する竜族の八王だそうで、古くから雨乞いの神様として祀られていました。だから、池の近くにあって、梅雨の季節にお祭りをおこなうわけです。
豊寿苑の「竜神様」の元は商人だった祖父が祀ったものです。竜とは蛇のことでもあり、おそらく商売繁盛や家門繁栄を願ったのでしょう。現在はというと、主にご利用者の健康長寿と双寿会の事業繁栄をご祈願しています。
この日はご入所者を中心に約60名の方が出席。デイケアご利用者は入浴時間と重なったことから午後からの参拝になりました。
小牧神明社の宮司さんに祝詞(のりと)をあげていただいたあと、各人が祠の前で玉串を捧げご祈願します。麻痺で柏手をうまく打てなかったり、玉串を供えられなかったりしても、心を込めて祈りを捧げておられた姿が印象的でした。