帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウィルスで起こる皮膚の病気で、3人に1人が発症するといわれています。
皮膚症状が現れると、ピリピリと刺すような痛みがあり、
夜も眠れないほど激しい場合もあります。
皮膚症状が治ると痛みも消えますが、
神経の損傷によってその後も痛みが続く事があります。(帯状疱疹後神経痛といいます。)
原因となるウィルスは、日本人の90%の成人に、潜伏しており、
過労やストレスなど免疫機能が低下すると、発症します。
また、アメリカの調査では、新型コロナウィルスに感染した方は
感染していない人と比較し、帯状疱疹を発症するリスクが高いとの報告もあります。
帯状疱疹を発症しにくい身体づくりとしては、
バランス良い食事と適度な運動、良質な睡眠をとり規則正しい生活習慣が大切となります。
また、予防接種も発症リスクを減らします。
50歳以上の小牧市民の方は、予防接種費用の補助があります。
お気軽にお問い合わせください。
お盆をとうに過ぎたというのに、連日35℃を超える酷暑が続いています。施設内はエアコンが効いて快適ですが、一歩外に出ればうだるような暑さ。
おまけに台風7号が通過したあと、いつ天気が崩れてもおかしくないようなグズついた天候続きなので、趣味の夜明け前ランニングに出かけるのもままならない日々です。
写真は8月19日午前4時に家をスタート、大山川沿いを東へ遡り「ホタルの里」まで片道10kmを往復するいつものランニング・コースの途中で撮ったもの。
あまりの湿度の高さに指先に汗が絡みついて、布で指先の汗をふき取ってからでないとタッチ・シャッターが反応しないありさまです。
8月23日。その日も早朝ランに出かけたところ、突然のスコールに見まわれてランニングは中止にしました。
西の空を見上げると、豊寿苑の真上に優雅で美しい虹のアーチがかかっていました。
あわててシャッターを切りましたが、二重にアーチがかかっていたもっとも美しい一瞬を撮り逃してしまいました。
いいことありそう。
2023.08.24 | エッセイ
現在、「第9波」が進行中という事態に直面しています。
当院でも、発熱外来の患者さんが増えており、
新型コロナウイルス陽性者が、急増しております。
感染症法上、季節性インフルエンザと同等の5類へ移行されましたが、
新型コロナウイルスの感染力などの性質は変わっておりません。
体調が悪い時は、まわりの人にうつさないように
思いやりの心で、対策を引き続き行いましょう。
つまずいて手をつく、くしゃみをするなど、
わずかな衝撃で骨折しやすくなる「 骨粗しょう症 」。
直接、生命をおびやかす病気ではありませんが、
骨折により介護が必要になる場合もあります。
骨粗鬆症は、痛みなど
自覚症状がないことが多いので、
定期的に骨密度検査を受けるなど、
日頃のチェックが大切です。
チェックの方法は簡単です。
当院では、X線で手の骨を撮影し、骨密度を測定します。
骨粗しょう症の治療薬は、
骨吸収を抑制する薬 「 ボンビバ静注 」 でおこないます。
治療頻度は月1回、1回の注射は短時間で終わります。
ボンビバ静注による治療を3年間続けた結果、骨量が増え、
腰の骨(腰椎)や足のつけ根(大腿骨近位部)の
骨折の可能性が少なくなることが報告されています。
定期的なチェックと治療の継続で、
骨折のリスクを軽減し、健康な生活を送りましょう。
当法人の夏期休暇は下記のとおりです。
よろしくお願い申し上げます。
塚原外科・内科 外来診療
豊寿苑 事務室
8月13日(日)〜8月15日(火)
豊寿苑 相談室
豊寿苑 デイケア
8月13日(日)
なお、8月14日・15日は、通常どおり、
面会のお申し込み、洗濯物等の回収を受け付けます。