『大阪マラソン』まで、ちょうど2週間。
今朝はフルマラソンのシミュレーション。
尾張広域緑道から木曽川犬山緑地に入り、木曽川沿いを西へ扶桑緑地公園、江南緑地公園、フラワーパーク江南の先、各務原大橋の潜ったところで折り返すコース。
さらに5kmほど進めば、138タワーパークである。
夜明け前の午前6時30分にスタート。3時間45分のレース・ペース、キロ5分20秒を想定して走った。
最初の5kmは身体ができてなくて27分22秒(キロ5分29秒)。
5kmから15kmまでは、26分20秒(キロ5分16秒)、26分17秒(キロ5分15秒)と盛りかえすことができた。
扶桑緑地から各務原大橋で折り返す15kmから25kmの往復では、調子に乗りすぎて25分17秒(キロ5分3秒)、25分52秒(キロ5分11秒)。
まだ15kmを残しているのによくないと反省し、25kmから35kmでは意識してペースダウンした。ラップは26分19秒(キロ5分16秒)、26分12秒(キロ5分14秒)。
フルマラソンでは、よく「30kmの壁」といわれる。
長距離走は、効率はいいが長持ちしない糖質と、酸素を取り込んで燃焼させる必要から、効率はよくないが長持ちする脂質とのハイブリッドをエネルギー源としている。
どんな一流ランナー(若き世界記録保持者キプタムの交通事故死を追悼)でも30km走ると、糖質が枯渇してしまう。
だから、エイド・ステーションでエネルギーを補給する。
今日の場合は、携帯のスポーツ・ドリンクや高糖質食品を摂りながら走った。
おかげで疲労はあったが、35km以降の5kmでは、ペース・アップして25分36分(キロ5分7秒)で走ることができた。
目標は5分ジャストだったが…。
結果は、3時間30分20秒(キロ平均5分14秒)。
ゴール後も余力があったので3時間40分前後では走れる自信がついた。
柳田國男が『遠野物語』で、山人(やまひと)について「これを語りて平地人を戦慄せしめよ」と語った。
これにならい、『大阪マラソン』では、『小牧シティマラソン』でたわむれに使った「62才 負けてたまるか」の自作ゼッケンを掲げて、若年世代を「戦慄せしめ」たいと思っている。
2024.02.11 | マラソン
「大阪マラソン2024」まで残り18日。
コロナ禍をはさんで“本気モード”でフルマラソンを走るのは、21年2月21日「京都マラソン2020」以来、じつに3年ぶりである。
レース10週間前の昨年12月18日から練習メニューに取り組んでいる。
土曜か日曜日は25〜30km前後の「長距離走」。キロ5分20秒前後のペース走だ。
先週土曜は2週連続で犬山方面へ木曽川を渡り、対岸に夜明けの犬山城を望みながら走ってきた。
朝日を受けて川面に映った犬山城の美しさといったら…。
水曜日は5kmごとにラップを上げていく、もっともハードな「15kmビルドアップ走」。
今朝も4時20分起床。春とは名ばかり、氷点下近い夜明け前5時30分にスタート。
大山川沿いの緑道をさかのぼり野口会館で折り返すメニューだ。
人通りはもちろん、車両の通行もほとんどなく、胸のライトで前方を照らしながら静寂の緑道をヒタヒタと走った。
寒夜の空に冴え冴えと浮かぶ三日月が美しかったこと。
始めの5kmは24分59秒、次の5kmは24分33秒、最後の5kmは23分43秒。
目標タイムは25分、24分、23分だったことから、力不足を思い知らされた。
こんな調子ではサブ3・5はとても無理だろう。
帰路、白んできた川べりをイタチが通り過ぎた。
こんな寒い時分にイタチとはめずらしい。
体毛が黄色というより茶色に近かったのは冬毛モードのせいなのか? またひとつ発見!
シャワーの前にアンダーシャツで外に出て梅の花をバックに撮影。寒っ。
2024.02.08 | マラソン
『大阪マラソン』を前に、10数年ぶりに『小牧シティマラソン』2km出走。
スタート会場のパークアリーナまでの片道3kmは走って行きました。
現地で今日のレースに誘ってくれた豊寿苑介護スタッフと合流。
スタート地点には俊足自慢の小学生がゾロゾロ。
「負けてたまるか!」と[62才]のゼッケンを付けて、ワラーチ(ゾウリ)ばきで全力疾走しました。
スタート直後、ウサギみたいにピョンピョン走る小学生の速いこと。
1kmあたりからかれらのペースが落ちてきたので、徐々に追い抜いていき、残り500mで最後の力をふりしぼってゴール!
記録は8分47秒。しんどかった。
短距離は初体験で自信ありませんでしたが、ワラーチ履きでキロ4分23秒ペース、後半1kmはだれにも追い抜かれなかったので「よし」としましょう。
勝手にライバル視した小学生たちには「オジさん手ごわし」と思わせることはできたのではないかな? 大人げないでしょ?
2024.01.29 | マラソン
当施設の作業療法士(OT)竹ノ内真里を講師に、職員研修『認知症の理解と対応』をおこないました。
専門性の高い医学的な臨床研究ではなく、認知症に起因する当事者の典型的な言動や態度をあげながら、そのような局面において介護スタッフとして、どのようにふるまうのが「よりよい」か、という実践的なテーマでした。
“have to” =「べきである」ではなく、“had better” =「よりよい」であるところに、一人ひとりの特性とTPOに応じた認知症サポートの難しさがあると再認識しました。
GM塚原立志 記
令和6年1月14日、新型コロナのために中断していた「豊寿苑新春茶会」を実に5年ぶりにおこないました。
お運びは、去年10月14日「敬老会」で日本舞踊を披露していただいた横井硫里華さんと大江心奈さんらにお願いしました。
着物姿の可愛らしい小学生にお茶を運んでもらい、甘い和菓子が食べられて、みなさん、いつになく柔和な表情でお茶を召し上がっていらっしゃいました。
直前に参加者の体調をチェックし、茶席まで誘導し、誤嚥などの事故がないように、座席、お菓子の種類、茶器の選定、とろみの要不要、介助の付き方など、お一人お一人の状態に応じた準備をおこなう必要があります。
茶会は午後1時30分に始まり、終わったのは午後4時でした。2時間30分。一般の人たちだったら、60分もかからないだろうと思います。
準備と片付けも含めると、まる一日がかり。
想定以上の人手と時間がかかるイベントでしたが、みなさんのうれしそうなお顔立ちを拝見するにつけ、やれてよかったと思います。
GM塚原立志 記
2024.01.15 | 歳時記