
Poison & Medicine ブログ 毒と薬
2025.10.17
豊寿苑
イベント
『敬老会』〜「森民謡会」でめでたさ倍増!
9月29日、『豊寿苑敬老会』開催。
祝辞・贈呈式のあと、「森民謡会」のみなさんをお招きして、歌と演奏と踊りをたっぷり披露いただきました。

森信佐句(しんさく)会主の率いる森民謡会は、小牧を代表するヴェテランの民踊グループです。
会主とのおつき合いは古く、当苑でも何度か公演していただきましたが、私が行事の交渉担当から外れていたことから、今回は約10年ぶりの招聘になりました。
その名も「豊寿苑民踊ショー」。
「花笠音頭」「安里屋ユンタ」「草津節」「真室川音頭」といった、なじみのある民謡を歌い手が代わる代わる披露。


森さんはバンマスとしてギターならぬ三味線で伴奏しながら、ときに独唱し、ときに尺八に持ち替え、司会進行も兼ねるという八面六臂(はちめんろっぴ)の活躍。

後半では、客席からわれこそはと名乗り出たご利用者たちが、森民謡会の生演奏で「北国の春」「ふるさと」「黒田節」を気持ちよさそうに歌いました。
いきなり「炭坑節」を歌い始めたご利用者にもアドリブで対応し演目として完結させる技芸はさすがでした。

シメは、森会主の十八番(おはこ)の一つ「相撲甚句」。
七五調でコブシをクルクル回しながら高音で聞かせる歌のうまさは相変わらずと感心しました。

アンコールでは、スタッフを巻き込んでの「郡上節」総踊り。会場は大いに盛り上がりました。

さすが森信佐句先生!
なによりもお客さんに楽しんでもらうことを心がけたショーマンシップ満点の中味の濃い公演でした。