Poison & Medicine ブログ 毒と薬
2026.10.26
音楽とアート
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令和8年敬老会(4)“めでたさ”はWAZZが運んで来てくれた
ここからは後半。
WAZZのナマ演奏をバックにご利用者が歌うコーナーです。
「さくらさくら」「ふるさと」では、約60人のご利用者が、思い思いに歌を口ずさんでおられる姿が印象的でした。

3曲目は、作詞・永六輔、作曲・いずみたく、歌・坂本九の名曲「見上げてごらん夜の星を」。
ご利用者のほとんどは裏拍のリズムが取れないので、この三連系のロッカ・バラードは無理だろうと思っていました。ところが、マイクを手にした前列のご婦人が苦もなく歌いこなされたのには驚きました。

敬老会の翌月におこなった『豊寿苑のど自慢大会』で、この方は松尾和子とマヒナ・スターズの「誰よりも君を愛す」を歌われました。
そのとき、気づいたのです。
「ジャズやラテン音楽の影響で昭和30年代半ばに花開いたフランク永井や松尾和子に代表される都会調歌謡がバックグラウンドにあったから「見上げてごらん夜の星を」があれほど見事に歌えたのか。」
ちなみにこの方、松尾和子と同じ昭和10年(1935)のお生まれでした。

クライマックスは「山形県民謡」と「ソーラン節」。
尺八、琴、キーボード、ベース、ドラムス、それぞれをフィーチャーしながら、スタイリッシュで、祝祭性にあふれた生き生きとした演奏に、ときに耳を澄ませ、ときに拍手でリズムを取りながら会場は熱気にあふれていました。

演奏終了後も拍手と声援は鳴りやまず、アンコールは熊本民謡「おてもやん」。
いつも威勢のいい男性ご利用者が、興奮のあまり「もういつ死んでもいい」とのたまわったのにはのけぞってしまいました。
WAZZ が宝船で「めでたさ」を運んで来てくれた1日でした。
(了)
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