Poison & Medicine ブログ 毒と薬
2026.10.15
イベント
「豊寿苑盆踊り大会」One Nation Under a Groove

令和8年8月19日、豊寿苑1階食堂で『豊寿苑盆踊り大会』をおこないました。
昨年にひき続き、小牧市民踊協会と和祝太鼓(わいわいだいこ)のみなさんにご参加いただきました。
このうち、小牧市民踊協会の万木(ゆるぎ)先生と舟橋先生は、当苑の「民謡おどり教室」の講師として月2回指導に来ていただいています。

今年の演目は「炭坑節」「郡上かわさき」「新々小牧音頭」「河内おとこ節」「イエローサブマリン音頭」「ダンシングヒーロー」の6曲。
日頃の練習の甲斐あって、1曲目の「炭坑節」から、車イスのご利用者も、そうでないご利用者も、日本人スタッフも、外国人スタッフも、老いも、若きも、女も、男も「踊れ、踊れ」の大盛り上がり。もちろん、私もそのなかのひとり。

輪の中で踊り狂う私と、踊りの輪を囲むようにして車イスに座ったまま手ぶりだけで踊っているご利用者との目と目が合い、思わず互いに笑みがこぼれる瞬間の、えもいわれぬ幸福感。
ふと「One Nation Under a Groove」という言葉が頭に浮かびました。
ファンクの総帥ジョージ・クリントン率いるファンカデリックが78年に発表した曲のタイトルです。

グルーヴ (Groove) とは、音楽に身体が反応し、まわりの人たちの動きとも響き合って、その場にいる誰もがひとつのリズムに巻き込まれていく感覚をいいます。
踊りに興じながら私が感じたのは、日ごろの所属や立場、障がいのある無しを超えて人びとが一つにつながった解放感でした。

しかし祭りが終われば、いつもの日常が戻ります。
事実、盆踊りに参加したスタッフの一人からコロナ陽性が発覚。所属するフロアで発熱があったご利用者の抗原検査をしたところ陽性が確認されました。
陽性者は全員、症状が軽く済んだからよかったものの、盆踊り大会が原因で感染したのではないにもかかわらず、成り行きによっては「次回から盆踊り大会は禁止!」という声が看護師あたりから上がってきそうだったので、なによりも「自由 」を愛する私めといたしましては内心ハラハラでした。