老人保健施設 豊寿苑

アジサイが咲く庭園で「龍神祭」をおこないました


庭ではアジサイが満開

庭ではアジサイが満開

6月16日(水)、恒例の龍神祭を豊寿苑庭園でおこないました。

小牧神明社の宮司さんに祝詞(のりと)を奏上いただいて、お一人お一人に祠の前で玉串奉奠(たまぐしほうてん)をしていただきました。

特定の宗教や宗派を信仰していなくても、たまに手を合わせたり、無心にお祈りしたりすると不思議と心が和らいだりします。
コロナで大勢の人たちが集まるイベントができないので、気分転換にもなりますし、こういう機会は大事にしたいと思っています。

なお、当日は小雨がぱらつく天気だったことから、ご利用者が雨に濡れないように建物の出口から祠までテントをつなげて通路にしました。

6月16日(水)、恒例の龍神祭を豊寿苑庭園でおこないました。
小牧神明社の宮司さんに祝詞を奏上いただいて、お一人お一人が祠の前で玉串奉奠(たまぐしほうてん)をしました。
特定の宗教や宗派を信仰していなくても、たまに手を合わせたり、無心にお祈りしたりすると不思議と心が和らいだりします。
コロナで大勢の人たちが集まるイベントができないので、気分転換にもなりますし、こういう機会は大事にしたいと思っています。
なお、当日は小雨がぱらつく天気だったことから、ご利用者が雨に濡れないように建物の出口から祠までテントをつなげて通路にしました。

2021.06.28 | 歳時記

五月人形を飾りました


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今年の「桃の節句」は、当苑の和室に、防護服、マスク、手袋、アクリルパネルなど、新型コロナウイルス感染対策のための備品が山積みだったことから、ひな壇が飾れませんでした。

いくらコロナ対策のためとはいえ、ご利用者の方々におひなさまをお見せできなかったことを深く反省しました。

「端午の節句」を前にして、和室奥の壁沿いに備品の段ボール箱を天井高く積み上げパープルの幕で目隠し。

こうして飾り付けたのが、写真の五月人形です。外には今年も鯉のぼりが踊っています。

みなさんに喜んでいただけて、苦労して飾ったかいがありました。

2021.04.23 | 歳時記

コロナ禍での新しい試み「豊寿苑地蔵盆」

5月でいったん収まったかに思えた新型コロナが、7月に入って再び感染拡大。

『豊寿苑夏祭り』はじめ、歌ったり、声を上げたり、大勢の人たちが集まるイベントが次々と中止になる中、面会が制限され刺激のない日常を送られているご利用者の皆様に少しでも喜んでいただけたらと、今年は例年とはちがうかたちで『地蔵盆』をおこないました。

豊寿苑の庭園には、天道・人道・修羅道・餓鬼道・畜生道・地獄の六道を表している「六地蔵」と、松の木の根元に合掌する一体のお地蔵さんがおられます。

豊寿苑庭園のお地蔵さま

豊寿苑庭園のお地蔵さま

『豊寿苑地蔵盆』は、毎年7月24日前後に、屋外のお地蔵さまのお召し替えをして、まわりに風車を飾り、お供え物をしています。同時に、屋内で大勢が輪になって念仏を唱えながら大きな数珠を回していく「百万遍」と呼ばれる行事をおこなっていました。大きな数珠玉を握って回すことにはリハビリの意味合いもありました。

ところが、今年は新型コロナの感染防止のため「百万遍」は中止。
屋外はこの暑さですから、限られた方しかお参りいただけません。

ならば、いっそのこと、民話の「かさ地蔵」にならってお地蔵さまの方から会いに来ていただこうと思いつきました。

六地蔵は無理でも、合掌地蔵ならキャスター付きの土台に乗せれば動かせます。ただ、そのたびごとに台車に乗せて動かすのはたいへんだから、『地蔵盆』の期間中は豊寿苑の建物内で過ごしていただくことにしました。そのための「宿泊所」として地蔵堂をドライバーの安形さんに特別に作ってもらいました。

手作りの地蔵堂。脇には「百万遍」で使う数珠

手作りの地蔵堂。脇には「百万遍」で使う数珠

地蔵堂は、1階食堂の目立つ場所に安置され、車イスで移動できる方はこちらでお参りしていただきました。

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食事の前に毎回お参りされる方

ねたきりでほとんどベッド上で過ごされておられる方や、認知症のため移動範囲が制限されている方にはお地蔵さまの方からお伺いしました。

台車に乗ったお地蔵さまを曳いていくスタッフ

台車に乗ったお地蔵さまを曳いていくスタッフ

ねたきりの方には、お一人お一人のベッドを訪ねてお参りいただいたり、触っていただいたり(コロナ対策としてはいけないのですが)しました。すると、不思議なことに、普段はほとんど表情が変わらない方が柔和な顔つきに変わってきたではありませんか! お地蔵さまはすごい!

お地蔵さんを愛しそうに撫でておられたご利用者

お地蔵さんを愛しそうに撫でておられたご利用者

認知症の階を訪ねると、たちまちお地蔵さまの回りに人だかりができました。

お地蔵さんのまわりはたちまち人だかり

お地蔵さんのまわりはたちまち人だかり

みなさん、思い思いにお経を唱えたり、お地蔵さんを擦(さす)ったり撫(な)で回したり、真剣に願いをかけたりと大人気でした。

真剣にお祈りをするご利用者

真剣にお祈りをするご利用者

コロナ禍では、イベントも「神仏に頼る」しかないんでしょうか?

2020.08.28 | 歳時記

日本舞踊でお祝いした「敬老会」

9月22日。医療法人双寿会「敬老会」

古希、喜寿、米寿、卒寿などの節目を迎えられたご利用者に対し、双寿会より祝い状と記念品をお渡しした後、花柳和蓉香一門のみなさんによる日本舞踊を鑑賞いただきました。

じつは和蓉香は私の妹で、日本舞踊を始めて日の浅いお弟子さんにとっては初舞台を踏むいい機会になったと思います。

子どもたちの踊りはまだつたないのですが、ご利用者の皆さんにはそんなところがかえって愛らしく感じられ、とても喜んでおられました。

 

「春雨」永井愛子さん

「春雨」永井愛子さん

「いちもんめの一助さん」江崎聖菜ちゃんと高林航くん

「いちもんめの一助さん」江崎聖菜ちゃんと高林航くん

おなじく「いちもんめの一助さん」

おなじく「いちもんめの一助さん」

「梅にも春」伊東美智子さん

「梅にも春」伊東美智子さん

「浦島」花柳和蓉香

「浦島」花柳和蓉香

おなじく「浦島」

おなじく「浦島」

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2018.10.25 | 歳時記

豊寿苑にトンボの大群が飛翔

今年の夏は40℃を超える酷暑にみまわれましたが、20日当たりから少し過ごしやすくなりました。

8月25日午後4時30分。

豊寿苑の職員駐車場の空を見上げると、トンボが大群となって飛んでいました。

息子は「たぶんアキアカネじゃないか」と言っていましたが、体色が黄色っぽいので調べてみたらウスバキトンボとわかりました。

ウスバキトンボは、最も一般的に見られるトンボで、お盆の時期に多くなることから別名「ショウリョウトンボ(精霊トンボ)」と呼ばれているそうです。

もともとは熱帯・亜熱帯で生息するトンボだそうで、これほどの大群を始めて目撃したのには、やはり夏の暑さが影響していたのかもしれません。

 

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ウスバキトンボ

ウスバキトンボ

 

2018.10.25 | 歳時記

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