11月は、毎週おこなっているプロ講師による各種クラブ活動の成果を発表する月間です。
※ご利用者はプライバシー保護のため、顔にぼかしを入れています。
書道クラブは山口清園先生。
清楚でいつも笑顔を絶やさず、ご利用者に寄り添いながら、優しく包み込むような立ち居ふるまいには吉祥天女のイメージが重なります。
手芸クラブの坂口たか子先生は、ご利用者と同じ目線の高さで家族のように接してくれます。
手芸はしなくても、会話するのが楽しみで参加(茶話会!)する人たちもおられるぐらいです。
ちなみに、かつて当苑の相談員だった林さん(写真右)がボランティアで手伝ってくれています。
11月1日(金)〜11日(月)豊寿苑1階・各階廊下壁面
書道、手芸作品展
11月11日(月)
頭と体の体操教室(1)
榎本加代子先生は、デイケア(通所リハビリ)でダンス・エクササイズを担当。
入所と比べてデイケアは、自立度が高く、男性利用者が多いのが特徴です。この日は入所の人たちも一部参加しました。
参加者との楽しいやりとりを通して頭と体のトレーニングをしたうえで、自分たちで振り付けもしてもらって、その気にさせてからみんなで踊るという流れなので、頑固な男の人たちもつい乗せられていました。
11月13日(水)
頭と体の体操教室(2)
石橋貴子先生には、ふだんは入所者を対象にエクササイズをお願いしていますが、この日は1階のデイケア利用者も含む50人近い参加者でした。
頭と体を使ったトレーニングという点では榎本先生と同じですが、お笑いの要素が強いゆる〜いノリの榎本先生とは対照的に、先生と生徒たちによる元気いっぱいのレッスンという感じでした。
11月21日(木)
音楽療法発表会
音楽療法の須崎弘子先生には、おもに認知症の方々を対象にかれこれ20年以上ご指導いただいています。
先生のオルガン伴奏に合わせた歌と声と動作でみんなが元気になったところで、いつもご指導いただいている20数人の方々が観客席向きに方向転換してステージに立ちました。
両手にハンドベルをもつと先生の指揮に合わせてすばらしい合奏を披露していただきました。
さらに「ふるさと」では、ご利用者による感動のハーモニカ独奏まで聞かせてもらいました。